また上司にタイムカード切った後、捕まって説教されちゃいましたよ
そんなやべー会社やめちまえよ!!
普通じゃないの?
もしかしたら、あなたの働いてる会社はろくでもない会社かもしれません。
今回の記事は幸せになれると勘違いされている職場と科学的に証明された健康被害と幸福度の低下間違いなしの職場に共通する事項を洗い出します。
幸せになれると勘違いされてる仕事選びの幻想
よくある勘違いを以下に紹介する。これらの条件で仕事を選ぶのはナンセンスじゃ。
給与は高いに越したことは無いが、他の二つは自分の首を絞めることになるぞ。
好きなことを仕事に選ぶ
ミシガン州立大学とオックスフード大学の研究調査によると、好きなことを仕事にしても幸福度はあがりません。
好きなことを仕事にすると最初の期待値が高い分、実際に起きる対人トラブル、想定外の雑務などで日を追うごとに失望が増加していき幸福度はかえって下がっていく様です。
期待値が高い分、ギャップで苦しむ人が多い様じゃな
恋愛結婚よりお見合いの方が幸せな結婚生活を築きやすいっていうのに似てるんだね
世界中で世論調査を実施しているギャラップ社が139ヶ国で行なっている世論調査によると、仕事に情熱を持って取り組んでいる人は7%にも満たない様で、逆に70%の人は仕事にやる気がないと回答しています。
こんな状況では、好きなことを仕事にすれば幸せになれると幻想を抱いても仕方ないな。
ミシガン州立大学が行った、仕事観による幸福度の違いを図る大規模調査では、適合派と成長派に被験者を分類し数百にわたる職業に聞き取り調査を実施しました。
結果は成長派の幸福度の方が高かった様だ。
また、オックスフォード大学が行った動物保護団体で働く男女に行ったインタビューでも仕事に情熱を持ったり、仕事が大好きだと答えた人より、仕事は仕事と割り切った人ほどスキルの成長率も高く離職率も低かった様だ。
高い期待こそが、心を折る最大の要因になってしまうのだ。
高給与の仕事を選ぶ
極度な貧困や収支が赤字になり、借金しないと生活できない場合を除けば給与の高さがもたらす幸福度というのはあまり高く無い様です。
もちろん、全く仕事内容が同じであれば給与が高いに越したことはないですが、効果はかなり低いので間違っても幸せな職場から給与が倍になったとしても軽々と劣悪な職場には行かない方がいい様です。
給与UPより幸せになれることは、以下の通りじゃ。
給与が上がっても健康を損ねれば完全にマイナスじゃ。
給与も大事ですが健康や人間関係などを犠牲にして選ぶものではないという事です。
楽な仕事を選ぶ
楽な仕事は死亡率を2倍にあげます。
能力を超えたハードワークはもちろん害悪なのですが、それに匹敵するくらい良くないのがストレスが無い楽な仕事です。
仕事には適度なストレスが必要なのじゃ。以下にメリットを紹介するぞ。
あまりに自分の能力を超えたストレスは不安につながり健康を害いますが、ストレスが全くないのも退屈感を生み、幸福度の低下をもたらします。
仕事を幸福にするには適度なストレスが必須。
これがあるとろくな会社ではない。最悪な職場になる条件
ネガティブはポジティブより強力である。
ネガティブな経験はポジティブな経験より圧倒的に脳に残りやすく、5:1の強度の違いがある。
ギャンブルでも勝った喜びより負けた苦しみの方が大きいもんね
これは職場でも同様であり、良い面があったとしても下記に紹介するネガティブ要素が一つでもあれば労働環境をぶち壊していると言っても過言ではありません。
以下に紹介するものは一つもないのが理想だ。
労働時間が乱れている
時間に関するネガティブは様々な悪影響を体内にもたらします。
時間に関するネガティブ要素は以下にまとめてあるわ
休日仕事
プライベートに仕事を持ち込んだ場合のストレスは、受動喫煙を遥かに上回り、うつ病、不安障害の発症リスクも2〜3倍上昇。幸福度も40%ほど下がると2,000人を研究したデータから出ております。
プライベートに仕事の事を考えるだけで私たちの幸福度は激減してしまい、更にはそのストレスに気づいさえいないという恐ろしい状況になっております。
休日に上司が普通に連絡してきたり、休暇中に仕事するのが美学とされる会社はろくな会社でないといえるでしょう。
労働時間が長い
40時間以上の労働はkaroshiがそのまま英語になる程問題になってるので言うまでもありませんが、これだけ働き方改革が叫ばれてるのに長時間労働やサービス残業を強いてくる雰囲気のある会社はろくな会社でないと断言できるでしょう。
ただしこちらは自分で選択している場合はネガティブ要素はかなり少ないです。
長時間労働を強いられて週の労働時間が55時間を超えてくると健康リスクは甚大です。
シフトワーク
2万人の労働者を調べた研究によると9時5時で働く人と比べて、週に3回シフトワークを行う人は糖尿病の発症リスクが42%上がるなどの症状が出ており、年に50日以上シフトワークした人は脳機能のスコアが大きく低下した。
体内時計のリズムを破壊する日勤、夜勤の生活(看護師、介護士等)は社会のインフラに関わる貢献度の高い仕事であることが多いが、上記リスクは考慮すべきポイントである。
毎日決まった時間に起きて、寝るのが人間の自然のサイクルなのでそれを妨害する企業はろくな会社でないといえるでしょう。
通勤時間が長い
こちらはろくな会社がないと言うより、住んでいる場所と職場のミスマッチで起きる問題です。
もちろん我が国にはせっかく職場の近くの営業所で通っているのに通勤時間が2時間を超える様なところに移動させる会社は多く、やはりろくな会社ではないと言わざるを得ません。
実際、長時間の通勤は年収が40%上昇しないと割に合わないと言われており、30分以内でかつ徒歩か自転車で行けるという条件を超えると通勤時間はストレスとしてのしかかってきます。
職務内容が乱れている
労働時間だけじゃなくて働く内容でも嫌なことが無いといいなー
仕事内容の致命的なネガティブ要素は以下にまとめてあるわ
裁量権(自由)がない
自由度を図る指標はいろいろありますが、次の様なポイントを元に会社の自由度を測定しました。
- 作業を実行するスケジュールを好きに設定できる
- 仕事に優先順位をきめて自由に取り組める
- フレックスタイム制が導入されており、自由な時間に働ける。
これは夫婦生活から人間関係全てに共通することですが、人から指図されて行う仕事ほどつまらないことは無いようです。
最近読んだ漫画でも自由のために人喰い巨人と命懸けで小さな人間が戦ってたよ。
ソ連が崩壊した様に自由を奪われた人は激しく抵抗するのじゃ。
日本では市民革命が一度も起きてなく、なぜか自由を縛られても諦めて暮らしている人が多いですが、日本人もホモサピエンスですので自由がない仕事は幸福度を劇的に下げるようです。
雇用が不安定
不安定な賃金、断続的に途切れる仕事などフリーランス、派遣社員の様ないつ切られるか分からない仕事は、長期による漠然とした不安を抱え続け、心身ともにやられていきます。
最近フリーランスとかもてはやされてるけどあれも良く無いの?
高度なプロフェッショナルになればフリーランスで収入と自由度が上がり、仕事がなくなる不安も無いので幸福度は上がる様だが、低スキルのフリーランスは幸福度がかえって下がる様じゃな
大したスキルもないのにフリーで働くと、仕事がなくなる不安を常に抱えることになります。
サポートが無い
仕事で失敗しても、仲間がフォローしてくれる様な職場は幸福度が高いと言われています。
逆に、失敗をバカにしたりパワハラ、セクハラといった行為。過度な出世競争、有給の取りづらい環境、何もフィードバックしないマネージャーなどサポートのない会社はろくな会社でないと言えるでしょう。
明確さがない
日本でも同一労働同一賃金が設定されましたが、仕事内容が同じなのに給与が違うなどの不公平は労働意欲を低下させます。
信賞必罰をが明確でない会社はろくでもない会社じゃな
賃金以外でもタスクが不明確な会社についても不平不満は多いです。
コロコロ言ってる事を変える上司は最悪だね。
他にもよく見られるのが次のケースです。
- 会社の価値観がわからない
- 今のプロジェクトが誰の役に立つかわからない
- 上司からの指示に一貫性が無い。
この様な不明確な会社は間違いなくろくでも無いので転職を検討しましょう。
転職の際、これらの質問をためらう必要はなし
上記に関しては一つでも当てはまるならろくな会社でないと言っても過言でないため、不採用になろうが面接で質問するのがおすすめです。
こんな事聞いちゃったら嫌な顔されませんか?
ここで口ごもったり明確な答えを出すことができない会社はろくな会社じゃないので不採用でOKじゃ。
まとめ
今回の記事では、以下の2点について解説しました。
1.良い仕事だと思われるよくある勘違い
- 好きなことを仕事に選ぶ
- 高給与の仕事を選ぶ
- 楽な仕事を選ぶ
給与もあんま関係ないし、好きなことや楽な仕事はむしろ幸福度を下げるんだね。
1.良い仕事だと思われるよくある勘違い
- 休日に業務連絡、仕事などがある
- 労働時間が長い(サービス残業の空気あり)
- 出勤時間がバラバラ(シフト制)
- 通勤時間が長い
- 裁量権(自由)がない
- 雇用が不安定
- サポートが無い
- 不公平が多い
これらが一個でもあったら改善をお願いして難しい職場なら転職ね。
実際にどの様に転職していくか、幸せな職場とはどんなところかなどの記事は今後UPしていく予定だ。
今回の内容が、少しでも皆さんの考え方の参考になれば嬉しいです。
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